音楽専門チャンネル「MTV」を運営するMTVジャパンは1月中旬、本社を六本木から外苑前近く(渋谷区神宮前2)に移転し、2月7日、新社屋を関係者や報道陣に披露した。
新社屋は、青山ベルコモンズ、ワタリウム美術館などが並ぶ外苑西通り沿いに開設。オフィス空間のほか、スタジオ機能なども設ける。移転に伴い、MTVジャパンを統合運営する米バイアコム(本社=ニューヨーク)グループのMTV Networks Japan(旧Viacom International Japan)も、「京セラ原宿ビル」(神宮前2)内の本社から新社屋へと拠点を移した。
同7日に行われた披露会では「MTV&ニコロデオン祭り」と題し、スポンジ・ボブなどの人気キャラクターで知られるキッズチャンネル「ニコロデオン」との共同イベントを開催。社員やスタッフがロゴ入り法被(はっぴ)を着て来場者を出迎えたほか、社内も風船やぬいぐるみなどで「祭り」仕様に衣替え。オープニングでは、来日中のMTV Networks Internationalプレジデント、ボブ・バキッシュさんらがあいさつを行った。
社屋は、エントランスやオフィスが吹き抜け構造となるなど、外観・内装ともにデザイン性の高い空間。1階~5階をオフィスとし、地階には現在スタジオを建設中。今後「屋上(6階)で収録を行う計画もある」(MTVジャパン広報担当者)という。