全国理容連合会(渋谷区代々木1、03-3379-4111、以下全理連)の本部ビル前に1月24日、理髪店のポールをモチーフにした銅像「バーバーくん」が登場した。全理連の創立50周年と、「理容師法」制定60周年を迎えるのを記念して、全理連が設置した。
「バーバーくん」は、全理連が2003年にPRソングとして制作したCD「それゆけ!バーバーくん」のキャラクターで、クリエーティブディレクターの箭内道彦さんがキャラクターデザインと作曲を手がける。
銅像は、理髪店の青、白、赤のサインポールが胴体で、身長は土台を含め約2メートル。右手は天を指し「やる気」を、左手には理容師のかみそりを持ち「勇気」や「元気」を表現しているという。優れた技能者を表彰する「現代の名工」にも選ばれた鋳物師、岸洋さんが製作した。銅像の足元には地域に喜ばれるモニュメントになるようにと、AED(自動体外式除細動器)を設置している。
全理連ビル4階の「理容ミュージアム」では、理容の歴史を振り返りながら、明治、大正、昭和の理容器具や理容いすなどの展示も行っている。開館時間は10時〜15時(入場無料、週末休館)。