今年で3回目となる韓国のインディーズアニメーション映画祭「Link into Animated Korea」が1月19日・20日、渋谷のミニシアター「アップリンク・ファクトリー」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6825-5502)で開催される。
韓国の自主制作・アートアニメーション作品はレベルが高く、国際的なアニメーション映画祭でも多くの賞を受賞。同祭は、2005年にソウルでスタートし、毎年、韓国の若いアニメーション作家による個性あふれる作品を上映し注目を集めている。
2日間で日本初公開作品を含む43作品を上映。プログラムは「Up-to-date」(新作)、「Passion」(コリアンアニメーション)、「~ing」(韓国社会を扱ったアニメーション)、「Communication」(多様な会話アニメーション)、「Screening & talk」(上映&監督)の5つに分かれている。
各国で受賞歴のあるチャン・ヒョンユン監督の新作「武林一剣の私生活/A Coffee Vending Machine and Its Sword」(Eプログラム・Screening & talk)は、最強の剣士が、コーヒーの自販機として現代に生まれ変わってしまうコメディー。チャン監督の同期(映画アカデミー・アニメーション)で、同じく受賞歴の多いキム・ジュン監督の作品「私の親しい友達との軽い親密感/Intimate Feeling With My Friend」(Eプログラム・Screening & talk)は、友だちとの心の距離に悩む女の子の物語だ。
両日とも、チャン監督とキム監督のトークイベントも開催。上映開始は11時~。鑑賞料は1,500円。