東急モールズデベロップメント(渋谷区道玄坂1、以下「TMD」)は1月11日、「SHIBUYA109」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-5111)で同2日から9日にかけて開催した初売りとバーゲンの売り上げが、過去最高記録を達成したと発表した。売上額は前年比108%の15億6,000万円。若者客に加え、祖父母と孫、親子などファミリー客が増えたことも記録達成に寄与したとみられる。
恒例の「福袋交換会」なども見物となった初売り(2日)の売り上げは、前年比113%となる約4億円。早朝から福袋目当ての若者が長蛇の列を作ったこともあり、史上最も早い7時30分に全館をオープンした初日の総来場者数は6万5,000人に上った。TMDによると、今年は「入場規制などコントロールをすることで館内の混雑を抑え、お客様をスムーズに誘導することができた」という。
また、2006年春と秋にそれぞれ5階、6階と立て続けにメンズフロアをオープンし、「109メンズ(マルキューメンズ)」の認知が定着してきた駅前の商業施設「109-2」(神南1、TEL 03-3477-8111)も、初売りとセールで前年比112%を記録した。
SHIBUYA109各店では、同2日~3日にかけて初売り福袋を販売、続く5日~9日には「5 DAYS BARGAIN」と題し20%~50%引きのセールを行った。セールは1月31日まで続く。
「109」前で福袋の中身を交換する若者の様子(関連画像)渋谷「109」初売りに4万人-福袋目当てに若者集結(シブヤ経済新聞)SHIBUYA109109-2