タレント・モデルのマリエさんや辛酸なめ子さんら著名人がデザインした「携帯灰皿」を一堂に展示する企画展「Mobile Ashtray Design展」が11月22日より、渋谷・ロゴスギャラリー(渋谷パルコ・パート1地下1階、TEL 03-3496-1287)で開催される。
講談社が発行する雑誌「TOKYO1週間」「KING」「ViVi」誌面との連動企画で、著名人自らデザインしたユニークな携帯灰皿を紹介。会場では各灰皿の販売も行うほか、会期中はTOKYO1週間創刊10周年企画としてサイバーエージェント(渋谷区道玄坂1)藤田晋社長らによるトークイベントも開催する。
和がテーマの3タイプをそろえたTOKYO1週間では、お笑いコンビ「ハローバイバイ」の関暁夫さんことスティーブン・セキルバーグさんが「信じるか信じないかはあなた次第!!」と書かれた灰皿をデザインしたほか、ネットマンガ家、山賊さんはパンダと自身のイラストで「最低限のマナー」を訴える円形のシンプルな灰皿を発表。コラムニスト辛酸なめ子さんがデザインしたのは、飲酒運転など素行の悪さで話題になった米国の著名セレブを題材にしたシニカルな灰皿。
メンズ誌KINGは、「ゴルフ」「和」「音楽」の各テーマに沿った「クール」な3種類。お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志さんは、芸人仲間の「おぎやはぎ」小木さんが教える架空の「小木ゴルフスクール」をモチーフにした灰皿をデザイン。画家のアラン・ウエストさんは、金屏風に描く日本画風の「自然」な作品を発表。「音楽」を担当したバンド「ユア・ソング・イズ・グッド」の灰皿は、バンド名をカラフルなロゴであしらったもの。
マリエさんは、自身が専属モデルも務めるファッション誌ViVi担当として登場。米国のアートスクールに通っていた経験も生かし、自身の似顔絵入り灰皿や、チョコスナック菓子に似せたポップな灰皿など3タイプをデザインした。
開催初日の同22日には、サイバーエージェント藤田社長と、自叙伝「渋谷のドン」の著者としても知られるヒップホップミュージシャン、K・ダブ・シャインさんの渋谷にゆかりのある2人による記念トークイベントも開催。入場無料。11月28日まで。
最新号で渋谷エリアを特集したTOKYO1週間では、同展の開催に伴い渋谷エリア各所で複合イベントを開催。お笑いトーナメント「T1フォト大喜利グランプリ」(同22日、会場=クラブ・キャメロット)や、SHIBUYA109の人気店「セシルマクビー」とのコラボレーション企画などを展開する。