
雑誌「エスクァイア日本版」などのメディア事業を手がけるエスクァイアマガジンジャパン(港区北青山1)は10月30日、青山通り沿いに直営ギャラリー「A246 Gallery」(北青山2)をオープンした。
外苑前駅近くのNTT青山ビル1階「エスコルテ青山」内に開いたのは、広さ約5坪のクリエーティブ空間。同施設内には家具店「hhstyle.com」も隣接する。同社ではエスクァイアの誌面とも連動し、青山・表参道エリアにスポットを当てるシリーズ企画「246 Style」を2005年より展開。同ギャラリーでも青山エリアでの立地にこだわった。
ギャラリー名は「Aoyama」の頭文字「A」と国道246号線(青山通り)が由来。オープニングは、イッセイミヤケとのプロジェクトや「MEDIA SKIN」(au design project)などの作品で知られるデザイナー吉岡徳仁さんが飾る。
公開するのは、NYソーホー地区に今年オープンした伊家具メーカー「MOROSO」のショールームで発表したティッシュのインスタレーション。会場には、「PANNA chair」と呼ばれる1人掛けのソファーを展示。空間全体をティッシュで覆い尽くす詩的な空間を作り出した。
ギャラリーではチラシ上のQRコードなどを用い、携帯電話で「オンライン芳名帳」に記帳することも可能。電子芳名帳に登録するとギャラリー情報などが届くほか、今後はPC版も開設し感想などが書き込めるようにするという。営業時間は10時~20時。オープニング展は11月22日まで。入場無料。