2001年に始まり、次世代クリエーターの発掘・支援を行ってきた複合アートイベント「青山芸術祭」が今年も、10月15日より青山・表参道周辺の特設ブースなどで開催される。
会期中の2週間は、周辺の道路が「ストリートギャラリー」に変わり、今年はスターバックス コーヒーも「ギャラリー空間」として協力。青山一帯で「アート」を発信し、デザインやファッションなどに強い地域性をアピールする。
同祭のメーン企画で、一般公募作品を街頭フラッグとして掲出しデザインを競う「デザインアワード2007」は今年で7年目。今年はイラストレーターの安西水丸さんが出題したテーマ「男と女」を課題に1,094点の公募作品が集まり、1次審査を通過した133作品を掲出する。最終日にはジャズクラブ「ブルーノート東京」(南青山6)でグランプリ(賞金100万円)、準グランプリ(30万円)などの優秀作品を表彰する。
青山・原宿・渋谷エリアに計7店舗を構えるスターバックス コーヒーはカフェ空間の一部を提供。店内では渋谷、青山などにアート拠点を構える東京都運営のプログラム「トーキョーワンダーサイト(TWS)」が推薦する映像作家や画家など7組計10人のアーティストが各々の作品を発表する。企画名は「アオヤマ・アート・ジャンクション2007」。
同じく今回が初開催となるのが、和太鼓を中心にオリジナル楽曲の出来を競う「創作和太鼓コンテスト」。本戦は同28日、梅窓院ホール(南青山2)で行われ事前のビデオ審査を通過した15作品の演目が披露される。
最終日に向けたラスト3日間は、表参道一帯に「ストリートギャラリー」が出現。共催企業や学校などが特設ブースを開設し、ブース内で作品を紹介。コンペティションやコンテストを勝ち抜いた優秀作品を展示する。出展するのは、ネイルアート145点を一堂に紹介する「ネイルアートアワード」や「ジャパン・ヘアドレッシング・アワーズ」など。
各会場ともに入場無料。10月29日まで。