ユナイテッドアローズ(渋谷区神宮前2、以下UA)は10月6日、大手スポーツメーカー、ミズノ(本社=大阪市)と共同開発した吸湿発熱素材のソックスを発売した。
ソックスは、UAがミズノとの協業で昨年より展開しているアンダーウエアブランド「WM UNDERWEAR」の第3弾製品。第1弾シリーズとして昨年11月に発売したショートパンツなどの製品と同様、素材には吸湿発熱効果で衣服内温度を約2度高められるという機能素材「ブレスサーモ」を採用した。
商品はレギュラーソックス(1,890円)、ロングソックス(2,520円)の2種類。各タイプとも裏面にはブランドのシンプルな「WM」ロゴをあしらい、カラーはグレー、チャコールブラック、ダークネイビー、ダークブラウンの4色を用意した(メンズ展開のみ)。ロングスリーブシャツ(ラウンドネック、Vネック、Uネック、各4,095円)、ロングタイツ(4,095円)、ショートパンツ(2,730円)などの既存商品とともに、一部店舗を除く全国のUAとダージリン・デイズで販売する。
同ブランドは、カッティング・製造をミズノが手がけ、デザインをUAが担当。吸湿発熱素材の第1弾製品は一部が追加生産となるなど利用者の評価も高い。両社は今後も双方の技術、ノウハウを活用しシリーズの企画を継続する方針。初年度売り上げ数はソックス=3,200足、シャツ・パンツ=5,200枚をそれぞれ計画している。