渋谷に鍋専門店-定番豆乳鍋は「しめ」にニョッキも

店内イメージ

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 都内を中心に多業態の飲食店を展開するダイヤモンドダイニング(港区)は10月19日、同日開業する渋谷駅近くの飲食ビル「渋谷SEDE(セーデ)」(渋谷区道玄坂1)3階に鍋料理専門店「あくとり代官 鍋之進(なべのしん)」(TEL 03-5458-4030)をオープンする。

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 マークシティ横の商業エリアに開業する渋谷セーデは、「大人の社交場」をテーマにした地上5階・地下1階の新商業施設。同社にとって50業態(=50店舗)目となる新店では、「我こそが鍋奉行」をコンセプトにご当地鍋や季節限定の鍋など常時10種類の鍋を提供。各鍋メニューの食べ方や作り方にも工夫を凝らすという。店舗面積は約158平方メートル、席数は86席(カウンター席含む)。「屋敷」をイメージした店内には、掘りごたつ式の座敷やソファー席などさまざまな個室を設ける。

 主力の鍋は、オーダーメードで作った土鍋を使用。調理はテーブルに完備したIHクッキングヒーターで行うのが特徴。「定番鍋」は7種類を用意。鶏がらスープを煮込んだ「知覧鶏の水炊き」、きのこや肉、魚介などの具材を入れた「山賊と海賊の塩ちゃんこ」、豆乳ベースの「温泉湯豆腐豆乳豚シャブシャブ」など。10月は和歌山県産「猪豚」を使った「猪豚味噌鍋」や「かきしゃぶ」などの季節鍋も登場する。

 鍋には「鍋道 五輪の書」と題し、具材の入れ方や火加減を指南する解説書を付けるのも特徴。独自性では、鍋のしめに「焼きおにぎり」を提供するほか、豆乳鍋には「ニョッキ」をしめで出すなどユニークなメニューも用意した。鍋の中心価格帯は1,500円~2,000円。フードは「豆腐とナスの揚げだし」(650円)、「大根とヤリイカのごま塩葱サラダ」(780円)、「薩摩知覧鶏の皮焼き」(880円)など、鍋を含め60品目を提供する。

 ドリンクは、ビール(580円~)、焼酎(500円~)、カクテル(580円~)ほか。想定客単価は4,500円。営業時間は17時~翌3時(日曜・月曜・祝日は23時30分まで)。

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