「東京デザイナーズウィーク」開催へ-来場者10万人見込む

「東京デザイナーズウィーク2006」の会場風景(写真=屋外で行われた学生作品展の様子)©Nacasa&Partner's

「東京デザイナーズウィーク2006」の会場風景(写真=屋外で行われた学生作品展の様子)©Nacasa&Partner's

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 NPO法人デザインアソシエーションは10月31日より、国内外最新のデザインを紹介する複合イベント「東京デザイナーズウィーク2007」を開催する。

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 国内外から1,000を超える団体やデザイナーらが参加しインテリアなどのデザインを披露する同イベントは、今年で22回目。時を同じくして開催されるデザインイベント「デザインタイド」と並び、会期中の5日間は、表参道や原宿、渋谷などの周辺エリアがデザイン関連のイベントで華やぐ。

 メーン会場は、例年と同じ神宮外苑絵画館前の特設スペース。昨年に続き「LOVE」をテーマに据え、デザインを通じた「より良い暮らし」を訴求。開催時間を21時まで延長し、昨年を大幅に上回る10万人の来客を見込むほか、「昼」と「夜」の顔を持つ展示風景も見どころとなる。

 2005年開催時に日本初上陸したロンドン発のコンテンポラリーインテリアデザイン見本市「100% Design」は今年、英著名プロダクトデザイナーのマイケル・ヤングさんをショーデザイナーに迎えコンテンツを拡充。特設テントのサイズを昨年の約1.5倍に広げ、「Tokyo」の独自性を前面に打ち出すという。100人を超える「感度の高い」デザイナー、企業が参加。今回からセレクトショップ形式の「100% Shop」も新設する。

 「100% Design Tokyo」と並ぶメーン企画「CONTAINER GROUND(コンテナ・グラウンド)」会場には、40フィート、20フィートの貨物コンテナを搬入。コンテナ内の空間を活用し、企業や学校、海外からの招待デザイナーらが独自の空間デザインを披露する。今年は学生と企業の共同製品化プロジェクト「産学コンテナ」も初お目見えする。

 スイスやドイツなどでも開催されている商業見本市「ブリックファング」は新コンテンツとして登場。インテリアやファッション、アクセサリー分野の新進デザイナーが自ら商品をプレゼンテーションし、販売も行う。同じくデザイナーズウィーク初登場で、今年で3年目を迎える「JAPANブランドExhibition」では、日本の伝統ブランドプロジェクトを紹介。実際の製品などを通じ「世界に通用する」伝統プロダクトをアピールする。

 デザイナーズウィーク内で7年目を迎える「学生作品展」には、国内43校、海外5校が参加。全国からの公募作品も加え各校が学生によるデザインを競い合う。会場では一般投票などで優秀作品も選出する。

 会場内にはこのほか、J-WAVE協賛による音楽イベントステージを開設。サテライト会場として、赤坂アークヒルズでは若手デザイナーが参加する「ゼロ展」を開催するほか、都内60以上の店舗も「ショップ・エキシビション」を展開する。主会場の入場料は2,000円。11月4日まで。問い合わせはデザインアソシエーション事務局(TEL 03-3470-7699)まで。

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