エキサイト、一般公募の「スタートページ」デザインを採用へ

グランプリを受賞した山崎一平さんの作品(イメージ)は、画像検索結果がずらりと並ぶ斬新なデザイン

グランプリを受賞した山崎一平さんの作品(イメージ)は、画像検索結果がずらりと並ぶ斬新なデザイン

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 エキサイト(渋谷区恵比寿4)は10月1日、自社ポータル「エキサイト」内で募集していた「デザイナーズポータル クリエイティブアワード」の結果を発表した。

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 「デザイナーズポータル」は、ウェブデザイナーらが手がけたページを1クリックでスタート画面に設定できる同社の独自サービス。従来のポータルに比べシンプルでデザイン性の高いスタートページが特徴で、今年4月のサービス開始以降、デザイン性を重視した天気ページやニュースページなど5つのスタートページを発表してきた。

 5月には一般からアイデアを募る「デザイナーズポータル クリエイティブアワード」を立ち上げ、公募を開始。約2カ月間の募集期間で130点以上の作品が集まり、8月から9月中旬にかけて最終選考に残った20作品を特設サイト上で公開していた。審査には、杉山知之さん(デジハリ学校長、デジタルハリウッド大学・大学院学長、工学博士)、吉田稔さん(デザインバーコード代表、クリエーティブディレクター)らが参加。

 グランプリに選ばれたのは、山崎一平さん(1976年広島生まれ、グラフィックデザイナー)の作品で、アクセスした日の「月日」をキーワードにエキサイト画像検索をし、検索結果の画像が画面いっぱいに並べられる「HappenIMG?」。「トップページを開くたび、その日の事がもっと楽しめる」(山崎さん)というエンターテインメント性のあるコンセプトが評価され受賞となった。

 準グランプリは、画面上の世界地図から気になる場所を選択し、その場所のニュースを閲覧できる「PLACE of NEWS」。1977年生まれ、愛知県出身のデザイナー平山実さんは「『何がどこで』起きているのかではなく、『どこで何が』起きているのかを知るためのデザインを考えた」という。

 特別賞には、画面上で分身を使ってニュースを探す「旅」に出る「Traveling」(アートディレクション=大森剛さん、デザイン=篠崎康祐さん)、イラストなどでポータル名を表現した「エキサイトな瞬間」(國田恒裕さん)の2作品が選ばれた。エキサイトはグランプリ受賞者に賞金100万円を贈呈。受賞作品は11月下旬以降、公式ページとして順次公開していく予定。

第1回エキサイト「デザイナーズポータル クリエイティブアワード」

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