「渋谷・住まいの歴史」展-米軍住宅や同潤会アパートなど

旧同潤会青山アパートの様子。2003年に取り壊され、現在は跡地が「表参道ヒルズ」となっている

旧同潤会青山アパートの様子。2003年に取り壊され、現在は跡地が「表参道ヒルズ」となっている

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 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館(渋谷区東4、TEL 03-3486-2791)は10月2日より、旧同潤会青山アパートなど渋谷周辺の歴史的住宅を写真や資料で振り返る企画展「住まいからみた近・現代の渋谷-郊外生活から都市生活へ-」を開催している。

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 会場では、明治時代南平台にあった外交官の屋敷や、大正・昭和初期の和洋折衷のモダンな「文化住宅」などの写真や建築部材を展示。関東大震災後に建てられた鉄筋コンクリート造住宅「同潤会」シリーズの旧同潤会青山アパート(現・表参道ヒルズ)や、戦後米軍住宅として開拓された「ワシントンハイツ」(現・代々木公園一帯)などの関連資料は、現在の街の変化と比べて楽しむこともできる。

 会場には、住宅の1室を再現し当時の暮らしを振り返るコーナーも。11月17日には「渋谷が郊外の住宅地だったころ」と題したトークイベントも開催する(定員40人、要予約)。入場無料。12月24日まで。

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