ミクシィ(渋谷区神宮前2)は8月4日、同社が運営するSNS「mixi」内での新しい広告手法としてバイラル動画広告を開始すると発表した。
バイラル広告は、話題性のある情報を提供し口コミ効果で商品プロモーションを行う手法。mixiでは新たに、広告主が提供した動画をユーザーが1クリックで日記に引用できるサービスを開始、「SNSの特性を生かしたメニューを提供していく」(同社)という。
第1弾として同5日より、21日に公開される20世紀フォックス映画の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」の広告展開を始める。バイラル動画広告に加え、ユーザーは作品のキャラクター絵文字が日記などで使用できるほか、mixi内のウェブマガジンでも情報を公開する。1度日記に引用された動画は、友人などが同じように1クリックで引用することもできる。
同社はバイラル動画広告について「広告主は動画の再生回数や日記への引用数など、どのような形でバイラルが展開していったかを把握することができる」とし、今後も同様の手法を効果的に活用していきたい考え。