ポータルサイト「エキサイト」(本社=渋谷区恵比寿4)は8月27日、「シンプルで機能的なデザイン」を考慮した独自サービス「デザイナーズポータル」の新デザインを募集する一般公募企画で、2次審査通過者の作品を特設サイト上に公開した。
気鋭ウェブデザイナーらが手がけたページを1クリックで利用できる「デザイナーズポータル」は、同社が今年4月に開始した新サービス。従来のポータルに比べシンプルでデザイン性の高いスタートページが特徴で、これまでにも天気や空港をテーマにしたものや、ニュースに特化したものなど5つのページを発表してきた。
一般公募企画として「デザイナーズポータル クリエイティブアワード」の募集を開始したのが今年5月。エキサイトによると募集期間の約2カ月間で集まった作品131点。今回2次審査通過作品として9月中旬まで、20作品を公開している。
通過作品の中には、ポータル名にちなみ「エキサイティングな瞬間」をコンセプトにしたページや、6面体のキューブ状3Dにツールやイメージ写真などを貼り付けてユーザー本人が作り上げるページなど、独自のコンセプトを打ち立てた作品が目立つ。季節ごとに絵柄が変わる和テイストのページや「髪のパサつき状況」をイラストで知らせるものなど、季節や天気で変化する作品も多い。
特設サイトでは9月17日まで一般投票を募り、投票結果と審査員の審査結果を受け、10月1日にグランプリ(1人)、準グランプリ(2人)、特別賞(2人)を発表する。審査を務めるのは、杉山知之さん(デジハリ学校長、デジタルハリウッド大学・大学院学長、工学博士)、吉田稔さん(デザインバーコード代表、クリエーティブディレクター)など。グランプリ受賞者には賞金100万円を授与する。