デザインタイド実行委員会は8月10日、今秋の開催に向けて準備を進める複合デザインイベント「Design Tide in Tokyo 2007」のメーン会場に国立霞ヶ丘競技場(以下「国立競技場」)が決定したことを明らかにした。
2004年に終了した「東京デザイナーズブロック」の流れを受け継ぎ、国内インテリア業界の中心人物が集まり始まった同イベントは今年で3年目。メーンエキシビションやマーケットが開かれるメーン会場は、「国連大学ビル」(2005年)、明治通り沿いの空きビル「東洋ビル」(2006年)と年ごとに場所を変えてきた。
今年は神宮外苑中央広場で同時期に開催されるデザイン見本市「東京デザイナーズウィーク」の会場からも近い国立競技場へと拠点を移し、国内外のアーティストやブランド、ショップなどがインスタレーションやアートワークを披露する。今年のベーステーマは「デザインを楽しもう」という空気感を込めた「PLAY」。
メーン会場は、各国からデザイナーやメーカー、バイヤーなどが集まる「Tide EXHIBITION」、デザイナー自らが出店するミュージアムショップ「Tide MARKET」、今年のテーマに沿って打ち出す企画展「Tide THINK」の3区画で構成。会期中は、青山・原宿・渋谷・六本木エリアにある40~50カ所のショップやギャラリー、カフェなどでも展示イベントを開催する。
同実行委員会では、参加デザイナーを8月下旬にも発表するという。