スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(渋谷区渋谷2、以下「スカパー」)は7月31日、伊プロサッカーリーグ「セリアA」所属主要10チームの主催試合で、2007-2008シーズンの日本国内CS独占放送権を取得したと発表した。
スカパーは、1999-2000シーズンに同リーグの放映権を初取得、1991年より8シーズンにわたり放映権を保有していたWOWOWから権利が移った。その後2シーズンを除き、2002-2003シーズン以降再び、3シーズンの契約を締結。続く2005-2006シーズン、2006-2007シーズンの放映権は、NTT東日本グループのぷららネットワークス(豊島区)へと移っていた。
各社との放映権争いが続く中、スカパーは今シーズン、通算5シーズン目となる独占放映権を獲得。1999年の権利獲得以降「サッカーを中心にコンテンツ拡充を図ってきた」(同社)と自負するだけに、既存ユーザーも含むサッカーファンの囲い込みを一層強化したい考えだ。
今回取得したのは、インテル、ローマ、ラツィオ、ミラン、フィオレンティーナ、カターニア、トリノ、カリアリ、ユベントス、ジェノアの各主催試合のCS放送権。8月25日のシーズン開幕から「スカパー!」「スカパー!光」で毎節3試合以上を生中継するほか、インテル、ローマ、ミラン、ユベントス4チームの主催試合は全試合を生中継する予定。
スカパーは現在、スコットランド・プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ、リーガ・エスパニョーラ(WOWOW)の各試合も放映。「主要な欧州サッカーリーグを網羅する」(同社)としている。