店舗プロデュースやコンサルティングなどの外食事業を手がけるフードワークス（品川区）は6月17日、恵比寿にイタリアン「オステリア ラ・ジェンマ」（渋谷区恵比寿3、TEL 03-5739-0848）をオープンした。

　シェフを務めるのは、日本でのシェフ経験後イタリアに渡り、三つ星レストランなどで修行を積んだ佐野文重さん。恵比寿駅東口「渋谷恵比寿郵便局」近くのイタリアン「If（イエッフェ）」を改装するかたちでオープンした。店舗面積は約60坪、全38席。

　オステリアはイタリアンの中でも「食堂」のようなカジュアルな業態。店内では、5,000円～8,000円のコースメニューに加え、オーガニック野菜や魚介、季節の食材などを使った前菜や、「キャビアとフルーツトマト、ルッコラの冷製フェデリーニ」（2,300円）、「大アサリと枝豆で和えたリゾット」（1,600円）などのパスタ・リゾット類、各種魚料理、肉料理などを提供する。

　ランチコースは、1,800円～5,000円の4コースを用意した。ドルチェは「テリーヌチョコレートのヴェネチアーナ」（1,300円）など。店は常時100種類以上のワインがそろうのも特徴。佐野シェフの長年のパートナーがソムリエを務めている。

　メーンターゲットは20代後半からの女性で、想定客単価は昼＝2,500円、夜＝8,000円。営業時間は11時30分～15時（ランチ）、18時～23時（ディナー）。月曜定休。