渋谷センター街のギャラリー「GALLERY SCENE(ギャラリー・シーン)」(宇田川町、TEL 03-5428-0821)で7月21日、国内外で活躍するストリートアーティストの作品を集めた企画展「URBAN ART」が始まった。
若手支援活動を行うNPO法人コンポジション(渋谷区道玄坂2)が6月に開いた直営ギャラリーのオープン第2弾企画。国内では発表の場が少ない「ストリートアーティスト」に焦点を当て、国内外10人以上の作品を一堂に展示。キュレーションは、20代前半を中心に構成される若手クリエーティブ集団「WATERCABLE(ウォーターケーブル)」が手がけた。
展示作家は、1989年より活動を開始し、ゲリラ的な作品発表方法と力強い作風で知られるOBEY、NYのアート集団「FAILE」のメンバーとして活動、今夏にはLAやバルセロナで展覧会開催も控えるAiko Nakagawa(アイコ・ナカガワ)さん、ブルックリン出身でNYを拠点に活動するBASTさんなど。
このほか、2002年から活動を始め、以来「顔」の絵を描き続けている岐阜出身のNOVOLさんや、現在芸大大学院に在籍し、クラブなどで年間約50本ものライブペインティングをこなすOEILさんなど、作風も経歴も異なるバラエティーに富んだアーティストが集結した。
会期中はギャラリー内の展示内容を流動的に変えていくという。入場無料。8月26日まで。開廊時間は13時~22時。月曜定休。