世界で活躍する一流ピアニストやナポリターナ歌手が「オトナのねこふんじゃった」を披露するコンサートが7月22日、代々木公園「オリンピック記念青少年総合センター」で開催される。
コンサートは、10年ほど前からウェブサイト「ねこふんじゃった資料室」を運営し、世界中で出版・発表されている楽譜や書籍などを通じ「ねこふんじゃった」のルーツとなる楽曲の研究を続けているピアノ教師、宮本ルミ子さんが主催するもの。当日は10人以上のアーティストが参加し「大人でも楽しめる『ねこふんじゃった』」としてアレンジ曲などを披露する。
参加するのは、ナポリターナ専門の女性歌手、天地りつ子さん、カンツォーネ・ピアニストの日本での第一人者の岡倉富敦さん、作曲・編曲やピアノ演奏で知られるいとうたつこさん、ヴァイオリニストの奥田裕美さん、オペラ歌手の星野隆子さん、「アンサンブルキャンフリエ東京」など。
今回のコンサートはチャリティーが目的。収益金はすべて「日本ハンディキャップ協働基金」に寄付するほか、学生ボランティアへの支援も行うという。主催者の宮本さんは「当日披露される曲は言われてみないと『ねこふんじゃった』だと分からない人もいると思う。『大人』のコンサートとして聴いてもらえれば」と来場を呼びかけている。
会場はオリンピック記念青少年総合センター「カルチャー棟大ホール」。演奏時間は14時~16時で、チケットは一般=2,000円(当日券はなし)。事前の申し込みが必要で21日まで、事務局(FAX 03-3904-2906)で申し込みを受け付ける。