インテリアショップの「アクタス」（本社＝新宿区）は8月、同社直営2号店となるキッズ専門店を代官山にオープンする。

　代官山周辺エリアにはキッズ関連のブランド店や独立系セレクトが点在。昨年4月には西郷山公園近くに仏高級子供服ブランド「ボンポワン」が出店し、以来海外ブランドや専門店の出店が相次ぐなど、「子供服の街」として注目が集まっている。

　アクタスは昨年12月、自由が丘に「大人と子どものためのインテリアをまじめに考えた専門店」（同社）の「アクタスキッズ」を開業。同店を起点に、既存のアクタス業態でも横浜、港北、大阪空港店などでキッズ専門コーナーを順次開設してきた。

　独立型店舗としては2店舗目の「アクタスキッズ代官山」（TEL 03-6415-6711）は、商業施設「ラ・フェンテ代官山」（渋谷区猿楽町）2階に売り場面積＝約50坪の規模で開く。8月10日にオープン予定で、「ミチクサ」をテーマに店内には緑の「小道」を設け、「子どもの視点でも楽しめる」仕掛けを用意するという。

　取り扱うのは、家具や玩具、アパレル、書籍など。「親子のつながり」「安心」「楽しく」などをコンセプトに開発・提案する商品だという。出店するラ・フェンテ代官山の2階にはすでに、輸入セレクトの「ダッドウェイ」、靴工房が作るキッズシューズ専門店「ホソイリワークス」などが出店しており、キッズ専門店の集積度が高まっている。

　アクタスは2009年までに、「アクタスキッズ」業態で幼年人口の多い主要都市の商業施設などを中心に、16店舗の出店を計画している。

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