DVD・CDレンタルサイトの「ツタヤ・ディスカス」(本社=渋谷区恵比寿4)は7月8日、一度で最大16枚までソフトが借りられるパッケージサービスを開始した。海外TVドラマなどの「まとめ借り」に対応する新プランとして、新規顧客の取り込みを狙う。
サービス名称は「まとめてスポットレンタル」。1枚あたりのレンタル料は枚数が増えるごとに割り引かれ、最大の16枚セットでは1枚=約200円(通常は525円)、計3,192円と通常の6割を超える割引料金となる。レンタル期間は枚数によって異なり、最短で10泊11日(1枚~4枚)、最大で13泊14日(5枚~16枚)。
ツタヤ・ディスカスはこれまで月額制のプランが基本で、ユーザーが最大で手元に置ける枚数は最大でも2枚に限られていた。新たに導入したプランは、月会費に加えオプションとして利用できるもの。既存の基本プランは、月8枚まで借りられる月額1,974円のプランと、月額2,079円の借り放題プラン。サービスの利用には同サイトへの会員登録が必要。
ツタヤ・ディスカスの会員数は現在約25万人、取り扱いタイトルは7万点に上る。サイトは2004年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループ入りしたレントラック・ジャパンが運営してきたが、昨年10月オンラインレンタル事業会社として分社化した。