ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)は6月30日、1階エントランス付近の2カ所で、それぞれ個性の違うファッション性の高い「浴衣ショップ」2店をオープンした。
同館が毎年この時期、期間限定で出す浴衣ショップは、大胆な柄や小技を効かせた小物などで若者にも人気の企画。今年はエントランス横のエキシビションブースに、帯作家・重田なつきさんがプロデュースする和装ブランド「月影屋」、1階エントランススペースにセレクトショップ「水金地火木土天冥海」の限定店を、それぞれ開設した。
エキシビションブースにオープンした「月影屋」のデザイナー、重田さんは富ヶ谷に直営ショールームを持ち、バラ柄やショッキングピンクなどの独創的な反物、小物を次々と発表。今年は「蛍光ピンク、ヒョウ柄、キスマーク」をテーマに、さまざまなくちびるが描かれたキスマーク柄の浴衣や蛍光ピンクの帯などを販売。
店舗は大きな提灯で演出し、びょう付きの帯やスパンコール帯、「縛りの浴衣」など「月影屋」定番の商品もそろえた。価格は、浴衣=31,500円~、帯=7,350円~、履物=18,900円~ほか。サイズは、メンズ・レディスともにM・Lの2サイズ展開。
アッシュ・ペー・フランスの直営セレクトショップ「水金地火木土天冥海」(同館3階)が開いた「100の花と蝶」は、「月影屋」に比べ柄などが派手ではないものの、「全身で表現するアーティスト浴衣」(同店)として、こだわりのアートワークを展開。店頭に並ぶのは、老舗着物店が用意した生地に切り絵作家や水墨画家などのアーティストが独自のデザインをあしらった新作。
浴衣には、ボンボンや蝶のアクセサリーを合わせて提案。古布や糸を重ねて作るボンボンの髪飾りは100種類。蝶の髪飾りやブローチは「TORQUATA(トルクアータ)」から新作が登場した。価格は、浴衣=39,900円~、帯=9,240円~、小物=2,625円~ほか。サイズはレディス・メンズともにSとM。
営業時間は11時~20時。両店ともに7月17日まで。