「ときの忘れもの」でル・コルビュジエ展-晩年の銅版画20点

ル・コルビュジエ「ユニテ」より11/1965年/銅版画/57.5×45.0センチ

ル・コルビュジエ「ユニテ」より11/1965年/銅版画/57.5×45.0センチ

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 ギャラリー「ときの忘れもの」(港区南青山3、TEL 03-3470-2631)は7月4日より、「ル・コルビュジエ展」を開催する。

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 20世紀を代表する建築家のコルビュジエは、画家としても多くの作品を残したことで知られる。コルビュジエが「ピュアリスム(純粋主義)」を提唱しパリの画壇にデビューしたのは、自身が30歳代を迎えた1920年代。50年代からは版画制作にも熱心で、晩年の1965年には銅版画集「ユニテ」が発表された。

 同展では、「ユニテ」よりカラー17点、モノクロ3点の20点セットを展示・販売。40年代後半から50年代にかけて設計した「住居単位」を意味する集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」に関連して作られた同作は、グラフィカルで大胆な描線、色彩が目を引く版画シリーズ。

 会場では同11日、「住まい学大系」(住まいの図書館出版局)の植田実編集長をゲストに迎え、ギャラリートークを開催する。入場無料。7月11日まで(日曜・月曜・祝日は休廊)。

ときの忘れもの

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