ツタヤオンライン(渋谷区恵比寿4)が5月中旬より、携帯電話向けに配信を始めた「どんだけ~」の着信ボイスが好評だ。
「どんだけ~」は一部の女子高生の間で流行し、その後新宿2丁目のゲイバーで働く「やすこママ」らが頻繁に使っていたことからメディアに取り上げられ、テレビ番組などで人気に火が付いた流行語。ツタヤオラインでは、「元祖」とも称される「やすこママ」の着ボイスを同18日から配信し、順調にアクセスを伸ばしている。
テンションの高さと独特の言葉づかいが特徴の「オネエ」ボイスは、「電話」「メール」などから選べる10種類を配信中。シンプルな「どんだけ~!」や、「ちょっとアンタ、どんだけよ~」「ちょっとどんだけよ~!!(怒りver.)などの基本編に加え、電話対応編では「まだでないってアンタ、マジどんだけよ~」、メール編では「メールってどんだけ~」など、さまざまなタイプのものを用意した。
「どんだけ~」に加え、「あらやだ~、ふんどしの季節じゃな~い。あがるわ~!」(バラエティー編)などのボイスも配信している。同社経営戦略室によると「着ボイスサービスの中でもアクセス数が高く、大変好評をいただいている状況」。これまでにも、お笑い芸人・猫ひろしさんなどの着ボイスを配信し、いずれも好評だったという。他社サイトでは、ドワンゴ(中央区)が6月より、メークアップアーティストIKKOさんの「どんだけ~」着ボイスの配信を始めている。
「やすこママ」の着ボイスは、「TSUTAYA onlineプレミアサービス」「デジタルTSUTAYA」の2サイトで配信中。両サイトともに月額利用料は315円で、3キャリア(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ)に対応。