外食事業などを手がける「あきら」(広島市)は6月21日、代官山にタイ・バンコクで人気のマンゴーデザート専門店「マンゴタンゴ」日本1号店(渋谷区猿楽町、TEL 03-5784-3828)をオープンした。タイ本店から日本での営業権を取得し、今後全国展開に乗り出す。
1号店を開いたのは、代官山・八幡通り沿いの商業施設「ラフェンテ代官山」(渋谷区猿楽町)の地下1階。店舗面積は約100平方メートルで、客席数は42席。店内は白とオレンジ色などを基調に、カフェ風の「クリーン」なイメージの空間に仕上げた。
店内では、タイで栽培されるマンゴーを使った約30種類のメニューを提供。1プレートにそれぞれマンゴー味のアイスクリームとプリン、フレッシュマンゴーを盛り付けた主力の「マンゴタンゴ」(1,200円)をはじめ、マンゴーデザートのメニューは13種類。
マンゴープリンの上に季節のフルーツ、タピオカを乗せた「マンゴルンバ」(950円)、タイ定番の蒸したもち米を添えたアイスクリーム「マンゴタイサンデー」(900円)、ゼリーにマンゴーソースをかけた「マンゴチャチャチャ」(750円)などのマンゴーデザートはいずれもボリューム感があるのも特徴。
フローズンドリンクのスムージーは、マンゴーやキウイのスムージー(各800円)をはじめ、キウイとりんご、バナナといちごなどをそれぞれミックスした「エナジースムージー」(800円)などを提供。シェイクは「マンゴースイング」(650円)、「ストロベリーラッシー」(750円)など。フレッシュフルーツの盛り合わせなども用意する。
日本進出にあたりメニューに加えたのは、コーヒーや紅茶などのドリンク類。「メーンターゲットの女性客だけでなく、カップルや男性客の需要を考慮した」(同社・正木謙司部長)という。想定客単価は800円前後を見込む。
代官山店は今後の多店舗化に向けた「旗艦店」に位置付ける。当初から都内でも「先端的なイメージがある」(同部長)代官山や青山などのエリアに狙いを定め、出店を決めた。今後1年間で都内3店舗体制とし、その後大阪や名古屋、福岡など全国主要都市への出店も視野に入れる。
営業時間は10時~21時。