渋谷に博多「水炊き」専門店-老舗料亭と契約、出店加速へ

店内の様子。ダイニング風のモダンな要素を随所に取り入れ、女性客でも「落ち着ける」空間を目指した

店内の様子。ダイニング風のモダンな要素を随所に取り入れ、女性客でも「落ち着ける」空間を目指した

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 カラオケ・ダイニングなどの飲食店運営、不動産事業などを手がけるマウントウィナーズ(新宿区)は6月11日、渋谷に博多水炊き専門店「水たき鳥料理博多華善(はなぜん)渋谷店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5784-3787)をオープンする。

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 2005年、西新宿に1号店を開業した水炊き専門店の5号店。センター街「渋谷BEAM」近くの商業ビル2階に開く店舗は、近隣で働くOLなどの女性客をターゲットにモダンなインテリアを取り入れるなど内装も一新、既存店にないVIP席や小上がり席も設けた。店舗面積は約60坪で、席数はカウンターを含む全93席。

 主力の水炊きは、博多で老舗料亭を営む「トリゼンフーズ」の直営養鶏場から仕入れる銘柄鶏「華味鳥(はなみどり)」の「だしが決め手」(同社)の濃厚な味。勝山泰樹社長自らが「料亭で食べた味に惚れ込んだ」(同社長)ことがきっかけでライセンス契約を結んだ。

 その日の朝に仕入れる新鮮な鶏でだしを取るという「華味鳥 博多水たき」は1人前=2,800円(注文は2人前から)。「始めにスープを飲んでから鶏を専用のぽん酢で食べる」(同社長)のが同店流。ブツ切りやつくね、肝などの鶏をはじめ、野菜はきゃべつをたっぷりと入れ、最後は雑炊で締める。鍋はほかに、各種もつ鍋(1人前=2,300円~)も用意した。

 サイドメニューは、特製だれのしみ込んだ「華味鳥もも一本焼き」(850円)、甘辛だれにバターの風味を加えた「鶏レバテキ鉄板」(580円)、博多産の「特製炙り明太子」(580円)など。アルコールは博多地酒や日本酒を中心に、カクテル・ワインなども取りそろえる。中心価格は500円。客単価は5,000円を想定する。

 「博多華善」業態は今後、9月中にも新橋へ出店が決まっているほか、恵比寿など都内ターミナル駅周辺や海外への出店も視野に入れている。営業時間は17時~24時。

マウントウィナーズ

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