見込みユーザーを再度呼ぶ戻す新広告手法-CAが導入

  • 0

  •  

 サイバーエージェント(渋谷区道玄坂1)は5月29日より、成約に至らずいったんウェブサイトを離れたユーザーを「行動リターゲティング」で再び呼び戻す広告サービスを開始した。

[広告]

 同社は昨年5月、自社のブログ向け広告ツールを大幅リニューアルして以来、閲覧ユーザーの行動履歴や属性などを推測するマッチング広告サービス「マイクロアド」を自社メディアやネットワークサイト上で展開。導入する「リターゲティング」と呼ばれる手法ではユーザーの行動履歴をもとに特定のメッセージを表示することでサイトへの再アクセスを促すため、見込み客に対し企業側がアプローチする機会も増える。

 新サービスは「マイクロアド」を通じ、同社が販売契約を結ぶ代理店やウェブサイト上で販売する。サービス名称は「マイクロアド リターゲティング」。行動通販サイトなど特定の企業サイトの訪問者の行動履歴を分析し、ユーザーがネットワークサイトにアクセスした際に、特性に見合った広告を表示する。

 過去に食品ページを閲覧したユーザーにはワインを紹介、配送選択ページで成約に至らずサイトを離れてしまったユーザーには送料無料キャンペーンを紹介するなどが主な手法。行動履歴はブラウザーや特定サイトへの訪問頻度などの情報から分析するという。

 同社によると、現在自社・他社を含むブログメディアやSNS、加盟サイトなど「マイクロアド」の広告ツールを提供しているネットワーク媒体の月間ユニークユーザー総数は約1,000万人。今回始めたリターゲティング広告では今年中に1万社の導入を目指す。

マイクロアド リターゲティング

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース