W RAINBOW(渋谷区神宮前4)は、原宿・表参道エリアの情報を掲載するフリーペーパー「オモサン・ストリート」を創刊し、4月下旬より同エリアでの配布を始めた。
創刊号は3万部を発行。表参道駅周辺での街頭配布をはじめ、青山一丁目駅に専用のラックを設置し、周辺エリアのビジネスマンやOL、買い物客らをターゲットに年4回の発行を計画する。
創刊号では30年以上前の表参道の写真とともにケヤキ並木の歴史を紹介。誌面にはストリートスナップやファッションページ、同エリアゆかりの人物へのインタビュー記事などを盛り込み、全体に「読み物」を中心に編集したという。「カリスマ・オブ・オモサン」として著名人の一問一答を紹介するページの第1回には、ユナイテッドアローズ(神宮前6)の重松理会長が登場している。
主な広告主は、アパレル企業や家電メーカー、周辺の飲食店など。表参道ヒルズの開業や有名ブランドなどの相次ぐ出店で注目される同エリアに目を付ける競合誌も多い中で、「『真の街の魅力』を伝えていきたい」(同社)としている。同誌は周辺店舗のほか、10部単位でオフィスなどへの配送も受け付ける。