5月24日夕方、口元にボリュームのある「黒ひげ」を付けた女子高生約30人が渋谷の街を練り歩き、映画「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」(配給=20世紀フォックス)の公開を宣伝した。
同作は取材のためにアメリカを訪れたカザフスタン人のジャーナリスト、ボラットの旅を描くドキュメンタリー調のコメディーで、日本では同26日から全国ロードショー公開。主人公のボラットは濃い顔立ちに口ひげという独特のルックスを持つことから、今回「黒ひげ」を使ったプロモーションを企画した。
宣伝担当はギャガ・コミュニケーションズ(港区)。ボラットの写真パネルとともに夕方16時ごろから練り歩きをスタートした「黒ひげ女子高生」集団は、道行く人に「黒ひげ」の付けひげを手渡ししながら映画をアピール。全員でひげを付け、SHIBUYA109前やセンター街、ハチ公前、モヤイ像前などで次々と記念撮影を行った。
この日配られた黒ひげは、同様のものが銀座駅に掲出中のポスターにも貼り付けられており、同品を手にした人と実際にひげを生やしている人(自己申告制)は、公開中月曜日のみ同作を1,000円で鑑賞することができる。渋谷では「渋谷シネ・アミューズ」(渋谷区道玄坂2)でロードショー公開される。