ミクシィ（渋谷区道玄坂1）は5月21日、自社SNS「ミクシィ」の登録ユーザー数が1,000万人を超えたと発表した。

　ミクシィは2004年2月のサービス開始以降、翌2005年8月にユーザー数100万人を突破、昨年7月には登録者数500万人を達成するなど順調にユーザー数を伸ばしてきた。1,000万人突破の背景には、今年に入りサービスを開始し国内最大級の動画共有サービスにまで成長した「ミクシィ動画」の影響もあるようだ。

　同社の笠原健司社長は「動画共有サービスへの参入でテキストベースのコミュニケーションから『リッチ化』を図った」とし、ネット上のコミュニケーション・インフラとしての地位を確立しつつあることを強調。モバイル事業やコミュニティー機能拡充に対する取り組みも大きく影響しているとコメントした。

　同日発表されたユーザー属性では、PCからアクセスするユーザーが男性＝47.9％、女性＝52.1％とほぼ半々の割合。モバイルからは56.6％と女性からのアクセスが上回り、地域属性では首都圏のユーザーが46.5％と約半数の割合を占める結果となった。年齢は20代前半（20～24歳）がPC・モバイルともに3割を超え、20代全体では6割近い数字を記録した。

　ページビューは、3月末時点で月間109億PV（PC＝約69億PV、モバイル＝約40億PV）を記録。サイトの月間滞在時間は3時間15分となっている。

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