安藤忠雄さんらがイームズチェアをペイント、原宿で展示

安藤忠雄さん制作のペインティングチェア。裏面には自身のサインも描かれている

安藤忠雄さん制作のペインティングチェア。裏面には自身のサインも描かれている

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 hhstyle.com原宿本店(神宮前6、TEL 03-3400-3434)で5月16日より、安藤忠雄さんらがオリジナルペインティングを施した「イームズ」の椅子が展示されている。「緑」をテーマに同店が発注した限定品で、椅子はオークションにかけられた後に収益金を自然保護団体に寄付するという。

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 名作家具や雑貨の正規取扱店として知られるhhstyle.com主催のチャリティー企画。原宿本店では「緑=グリーン」をコンセプトに、これらのペインティングチェアや、特別色「Green」の限定イームズチェアなど緑のアイテムを集めて展示企画を行っている。

 「世界にひとつの椅子」として展示されているのは、安藤忠雄さん、妹島和世さん、片山正通さんがそれぞれ「緑」をテーマに制作したオリジナルチェア5脚。椅子はいずれもロッキングベースタイプの「Eames Shell Armchair(イームズ シェルアームチェア)RAR」で全5脚。安藤さんはサイン入りの3脚をデザインした。片山さんの作品は全面が草で覆われたようなペイントが特徴。妹島さんはふんわりと淡い花柄のペイントを施した。

 限定300脚の「イームズ シェルアームチェアDSR」(29,400円)はグリーンの限定カラーでhhstyle.com各店舗とオンラインショップのみで販売。店内では今回の企画のために取り寄せたプラスチックチェア「パントンクラシック」(グリーン)や、フィリップ・スタルクのユニークな新作デスク「バオバブ」なども関連商品として展示している。

 著名クリエーターのペインティングチェアは7月まで展示し、同23日から1週間オークションサイト「hhstyle.comオークション」に出品される。売り上げ全額を寄付する「瀬戸内オリーブ基金」は100万本の植樹を目指し、瀬戸内海の島々や沿岸で自然保護活動を行う団体。

 hhstyle.comは「デザインの力で大量消費サイクルが少しでも改善できればと考えた」と同企画の趣旨を説明している。

hhstyle.com

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