イタリア発のユニセックスブランド「MARIOS(マリオス)」は、世界各地の「ユニークな場所」に限定ショップを開くプロジェクトの一環として、5月10日よりラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)内に期間限定のコンセプトショップをオープンする。
昨年から始動したプロジェクト「AMBULANT SHOP(アンブラント・ショップ)」ではこれまでに、伊ボローニャの蚤の市やアイルランドのギャラリーに期間限定店を開設。9月には松本市内のセレクトショップ「ロネ」とコラボレートし、松本パルコにも限定店を開いた。
同ブランドのデザインを手がけるのは、キプロス出身のマリオス・ロイズさんとポーランド出身のレーシェック・クミエレスキさん。ターゲット年齢や性別など「定義にこだわらない」自由な発想で作られる独創的な服が特徴で、一つのアイテムをさまざまな着方で楽しめるなど実験的なデザインを得意とする。
プロジェクト第4弾となる今回は、新進デザイナーなどの情報発信拠点としても定着しているラフォーレ原宿1階のエキシビションスペースに限定店を出店。限定品などの予定はないが、「ブランドの新作を独特な世界観で表現する」(広報担当者)という。6月10日まで。
「MARIOS」は2001年ユニセックスブランドとして活動を開始。イタリアを拠点に活動し、ショールームをミラノに置く。日本での旗艦店は2005年恵比寿にオープンした「MARIOS LEFT TANKER(マリオス・レフト・タンカー)」(東2、TEL 03-5466-7773)。