「4（し）・2（ぶ）・8（や）」の語呂にちなみ3年前から渋谷周辺の映画館で行われている「渋谷の日」映画キャンペーンが今年も、ゴールデンウィーク期間中20以上の劇場で展開される。

　キャンペーンの実施は渋谷エリア周辺にある映画館の動員向上や認知拡大などが目的で、「渋東シネタワー」「アミューズCQN」などの劇場が運営委員会に参加している。今年は渋谷の劇場21館に加え、恵比寿、新宿、下北沢、下高井戸にある劇場5館の計26館で映画割引クーポンなどを配布する。

　クーポンは3枚組で、当たりが出るとその場で映画鑑賞券が370人に進呈されるスクラッチクーポンと、対象劇場での鑑賞料が1,000円になる割引クーポン、SHIBUYA TSUTAYAレンタル無料（1本）クーポンのセット。合計で先着6,000人に配布する。

　キャンペーン期間中はゴールデンウィークとあり、各劇場で話題作、大作などの公開も一斉に始まる。会期中参加劇場で観ることができる作品は60本以上。菊地凛子さんがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ話題の「バベル」（渋東シネタワー）、写真家・若木信吾さん初の長編監督作品「星影のワルツ」（シネマライズ）はそれぞれ28日からロードショー公開が始まるほか、ジュード・ロウさん、ロビン・ライト・ペンさんら実力派俳優が出演する「こわれゆく世界の中で」（Bunkamura ル・シネマ）などの話題作もキャンペーンの対象に。

　「渋谷の日」キャンペーンは5月6日まで。

「渋谷の日」公式サイト