象印マホービン(本社=大阪市、以下象印)は4月6日より、南青山の日本茶カフェで水筒(魔法瓶)を活用した「給茶スポット」キャンペーンを実施する。ステンレスボトルなどの水筒を持参した人に日本茶の「給茶」サービスを提供、プレゼント企画なども用意する。
キャンペーンは、象印が昨年4月から全国のカフェなどで展開しているマイボトル持参企画「どこでもカフェ」の一環。これまではコーヒーや紅茶の提供がメーンだったが、今回は全国茶商工業共同組合連合会(全茶連)とのコラボレーション企画としてプロジェクトを本格始動させる。
カフェ「表参道Tea-Tsu(ティー・ツー)」(港区南青山3、TEL 03-5772-2662)では、同10日からの全国展開に先がけてキャンペーンを先行スタート。カフェに水筒を持ち込むと、静岡県産の煎茶(アイス)をボトルに入れて持ち帰ることができる。価格は360ミリリットル=280円~(ボトル容量により異なる)で、給茶は象印製品以外のボトルにも対応。マイボトル持参者には先着で、象印製のステンレスボトルやオリジナルグッズを進呈する。
参加カフェ各店では、日本茶の「おいしい入れ方」やアイス緑茶「ロックDEお茶」の作り方を記載した専用の小冊子をキャンペーンにあわせて配布する。冊子は全茶連の加盟店や全国の電機量販店などでも配布予定。表参道での先行スタート後、同10日からはカフェを中心に全国約130店舗で一斉にキャンペーンが始まる。
象印では販促に加え環境への配慮や体の健康を促す社外活動として今後も同様のキャンペーンを継続していく考え。