渋谷マークシティに「グリーンレーベル リラクシング」新店舗

渋谷マークシティ・イーストモール1階にオープンした「グリーンレーベル リラクシング」店内の様子

渋谷マークシティ・イーストモール1階にオープンした「グリーンレーベル リラクシング」店内の様子

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 ユナイテッドアローズ(渋谷区神宮前2、以下UA)は3月15日、渋谷マークシティ(道玄坂1)イーストモール1階に主力業態「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」(以下GLR)の新店舗をオープンした。

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 GLRは1998年実験店として渋谷区神宮前3丁目に開業、1999年に本格出店の皮切りとなる1号店を新宿に開いた。「リラクシングハーツ」をテーマに、ウイメンズ・メンズのビジネススーツやスポーツカジュアル、キッズ、マタニティー、各種雑貨をそろえ、「シンプル・上質」なライフスタイルを提案している。

 現在店舗数は、ウイメンズ専門の「ファサードグリーン」、メンズ専門「オドナタ」などの形態を含め32店舗(2007年3月時点)。中長期的には今後上限60店舗をめどに出店を進めるという。

 新規形態を含まないGLR業態では27店舗目となる「GLR渋谷店」(TEL 03-6415-8065)は、渋谷マークシティの中でも正面エントランスのエスカレーターからほど近い好立地にオープン。同区画には今年1月までセレクトショップの「リステア」が出店していた。店舗面積は80.5坪。

 内装は、昨年進めてきた重厚感のあるデザインを一新し、淡い色調の木目で店内を統一するなど従来に比べ軽やかな印象に。原点に立ち返り空間の「リラクシング」感を考慮したという。商品は、ウイメンズ、メンズとキッズ・マタニティーを区画ごとにセットで見せるレイアウトで、壁面に設けた打ち出しを有効活用しセクション全体の商品を見渡せる「見やすい」陳列を心がけた。

 同業態で今シーズンから積極的に取り入れているのが、試着室横のソファや試着室のカーテンなどで独自性を演出するオリジナルのインテリア。これまでは仕入れ品がメーンだったが、今後の戦略的な出店に向けて全国的に店舗の統一化を図るという。

 GLR業態では全国的に均一感のあるMDを推進するため、渋谷店で扱う商品に他店舗との大きな差はない。商品は一部雑貨を除きフルラインに近い品揃え。同店の佐藤大店長によると、これまでの売上構成比はウイメンズが約6割、メンズが約4割、キッズ・マタニティーが約2割という。「仕事帰りに寄られる方などOL層が多い。カップル客の来店も多く当初の予測よりメンズの売り上げも伸びている」と分析する。店内では客層を意識し「大人向け」のスタイリングを提案しているという。

 春夏シーズンの独自商品は、ウイメンズ・メンズのスーツでも細部のデザインやテキスタイルなどでトレンドを取り入れたアイテムがそろう。価格は、ウイメンズのジャケットで2万円前後、メンズは4万円台~6万円台のスーツ(セットアップ)を投入している。仕入れ品は全体の2~3割。

 営業時間は10時~21時 。

ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング

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