トランスコスモス（渋谷区渋谷3）は今期から、「東北楽天ゴールデンイーグルス」の公式スポンサーになった。チーム本拠地の宮城県をはじめ、東北地区全体での認知拡大を狙う。

　今シーズンから始めたのは、楽天ゴールデンイーグルス・ホーム試合向けのユニフォームスポンサー。今年のオープン戦では、すでに左腕に同社のロゴが入ったユニフォームを着た選手がシーズン開幕前のトレーニングを行ってきたほか、2月の沖縄キャンプでは同社のロゴを全面にあしらった横断幕も掲出（写真）した。公式戦では、明日の開幕試合で初めてユニフォームが披露される。

　同社は昨シーズンから、チームのホームスタジアム「フルキャストスタジアム宮城」ベンチ内に広告を掲出、球場の屋外ではグループ会社アスクドットジェーピーの広告を展開するなど同チームとの連携を図ってきた。仙台には1982年に事業進出し、昨年7月には最大稼働時約1,200人のコンタクトセンター「MCMセンター仙台」を設立。3年後には総席数1,000シート、約2,000人の雇用を目指すという。

　楽天イーグルス・トップスポンサーには現在、アサヒビール、北電子、タマホームなどの企業が名を連ねている。同チームは2005年プロ野球パ・リーグに参入、楽天・三木谷浩史オーナーのもと、野村克也監督が采配（さいはい）を振るう。

トランスコスモス