渋谷センター街近くのオープンカフェ「hiki cafe(ヒキカフェ)」を運営するアドバンスシッピング(渋谷区宇田川町)は3月1日、恵比寿に新業態の鉄板・お好み焼き店「ひき焼き」(TEL 03-3444-2723)をオープンした。
2003年4月に開業したhiki cafeはオープンテラスを備えたイタリアン創作料理がベースの人気店。店は内装や音楽にもこだわり外国人客が多いことでも知られる。新店は同社の直営2号店となるもので、鉄板焼きで楽しむ本格的な和食業態を一から開発した。
店を開いたのは、恵比寿駅東口の商業ビル「クイズ恵比寿」(恵比寿4)の1階。入り口に置いた大きな提灯が特徴で、和風の店内には、カウンター、テーブル、座敷、個室の計44席を設けた。店舗面積は約33坪。
店舗のコンセプトについて同店ジェネラルマネージャーの石黒紀明さんは「産地直送、市場から直接仕入れる新鮮な食材を使った和食を提供したかった」と話す。主力の鉄板・お好み焼きに加え、メニューには「日替わりお造り」(900円~)、「京風だし巻き玉子」(650円)など伝統的な和食料理が並ぶ。日替わりの一品料理は常時10種類以上をラインアップ。
鉄板焼きは「帆立貝自家製ソース」(900円)、「牡蠣焼き」(1個350円、注文は2個~)など。お好み焼きには、大阪・南河内から仕入れる「油かす」(牛の小腸を揚げたもの)をたっぷりと使い独特の風味を出した。メーンのお好み焼きは「豚お好み焼き」(1,050円)、「海鮮お好み焼き」(1,500円)など全4種類。アルコールは焼酎、日本酒を中心に30種類以上を取りそろえた。
想定客単価は4,000円~5,000円。今後は同業態での多店舗化も視野に入れている。営業時間は17時30分~24時。