輸入雑貨チェーン「ソニープラザ」は3月15日より店名を変え、新名称「プラザ」としての営業を開始した。
名称変更は、運営会社「プラザスタイル」(港区北青山2、旧「ソニープラザ」)のソニーグループからの分離を受け今年1月に明らかにされたもので、これに伴い店舗の新たなロゴなども併せて発表されていた。
店名、ロゴの変更に伴い全店では、新たなスタッフユニホームとショッピングバッグを導入。これまで打ち出してきた店頭の「明るさ」「元気さ」などのイメージに加え、「落ち着き」「エレガンス」など大人の客層を意識した要素を新たに盛り込んだという。
ユニホームのデザインはアパレル大手のビームス(本社=新宿区)に依頼した。同社によれば、外部デザインチームとの協業は今回が初の試みという。ユニホームは、やわらかい印象のピンク色のポロシャツと、ともにひざ丈のスカート・パンツの2タイプをそろえたボトムのセットで、店頭接客の際に使う小物などを入れるオリジナルポーチも新たにデザインした。ユニホームはほかに同系色のカーディガンも用意し、着まわしが楽しめるようにした。
ストライプ柄が特徴的だったショッピングバッグは今回、ドットモチーフを使った柄へと「変身」を図り、クラフト紙を採用し雑貨店らしい雰囲気を出したという。環境に配慮し古紙率は従来の7割から8割へと比率を上げた。
この日から新ユニホームを導入した「渋谷109店」のスタッフ、渡辺さん(写真左)はピンクのポロシャツとハーフパンツをコーディネート。スカートにカーディガンを合わせた並木さん(写真右)は「これまではワンピースだったので、新しい制服になってコーディネートを楽しめるようになった」と話していたほか、前出の渡辺さんも「サイズ展開が豊富。自分に合ったサイズ感を選んだ」と満足した様子だった。
新ユニホームとショッピングバッグは、同12日にオープンの「ららぽーと横浜店」からすでにスタートしており、15日から全店で導入されている。