日経ホーム出版社が新創刊した「日経EW(イー・ダブリュ)」の記者発表会が3月2日表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)で行われ、同誌の野村浩子編集長と表紙モデルを務める女優の板谷由夏さんがそろって出席、雑誌への思いなどを語った。
日経EWは「女性リーダーのためのビジネス&ライフスタイル誌」と銘打ち同日創刊。ビジネス情報に加え、ファッションやビューティーなどの生活情報を、管理職や「責任ある立場に就く」女性に向けて発信、新たなクラスマガジンを目指すという。月刊誌で発行部数は7万部。表紙モデルは今後も板谷由夏さんが担当する。
創刊号では、「新世代エグゼクティブ500人の実像」としてインタビューや女性管理職のアンケート調査結果を掲載。ファッションページではビジネススタイルの特集を組んだほか、「上司顔になる旬のアイメイク」と題したビューティーページも。資生堂、シャネル、オメガなどの広告も並ぶ。会見に出席した野村編集長は「(雑誌名の)EWはエグゼクティブ・ウーマンの略称だけではなく、『エレガント』の意味も込めた。責任を担う女性は『美しい』というコンセプトを打ち出していけたら」と話した。
現在放映中のTVドラマ「ハケンの品格」でキャリア・ウーマン役を演じる板谷さんは、同誌がターゲットにする読者層について「私の職場にもエグゼクティブ・ウーマンは多い。『ハケンの品格』のプロデューサーも女性。同じ女性として嬉しいこと」とコメント。先月入籍を発表したことについては「しみじみと『幸せ』と思う」と話す一方で、「次の人生のステップを踏み出した感じ。背筋が伸びる思いです」と気を引き締める場面も。「(仕事にとって)結婚は絶対にプラス。彼も働くことは応援してくれています」とにこやかに会見を締めくくった。