KDDIは、3月22日に表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)で開かれるショップ参加型のファッションイベント「OMOTESANDO HILLS COLLECTION」に協賛し、auの新機種「MEDIA SKIN(メディアスキン)」と各店のコラボーレションによる合同ファションショーを行うと発表した。
当日は、ショーなどの演出を手がける林保弘さんをディレクターに迎え、同館に出店する20店舗が中央の吹き抜け大階段を舞台に50体のコーディネートを披露。第2部の「メディアスキン・コレクション」では、ショーモデルたちが同機種の製品カラー、オレンジ・ブラック・ホワイトをテーマに、各店オリジナルのルックで登場する。
第二部に参加するのは、レディス=「セルフレーム」「マニアニエンナ」など4店舗、メンズ=「クイックシルバーストア」「ザ・ノース・フェイス」など4店舗、レディス&メンズ=「イタルスタイル」など2店舗(計10店舗)。ファッションショー終了後には、著名人によるトークイベントも行われるという。
メディアスキンは、「INFOBAR」などの先鋭的なデザインを輩出してきた「au design project」の第6弾モデルで、クリエーターの吉岡徳仁さんがデザインを担当。特殊素材を使った表面処理と塗装が生み出す「新しい感触」が特徴で、発売を前にネットなどでも早くも話題を集めている。KDDI広報部によると「発売日は未発表」とのことだが、ショーが行われる今月22日前後にも発売されるとみられる。
表参道ヒルズでは、先月19日にもソニー・エリクソン主催のファッションイベントが開かれたばかり。当日はソニー・エリクソンのドコモ向け新機種「SO703i」を手に、押切もえさんら人気モデルたちがさまざまなファッションコーディネートを披露し、同機種のデザイン性をアピールした。
昨年10月の携帯電話ナンバーポータビリティー(番号持ち運び制度)開始以降、ドコモ、ソフトバンクなど各キャリアが力を入れてきたのが携帯電話の「デザイン」。ファッションとの親和性も高いことから、メーカーによるファッションブランドとのコラボレーションや、今回のようなファッションイベントなどの動きも目立つ。
KDDIは同イベントに合わせ、翌23日より吹き抜け大階段を使いメディアスキンの体感イベントを開催。同時に過去の「au design project」モデルも展示する。同26日から1週間は、表参道に面した同館西館1階「R-STUDIO」でもイベントを実施。大階段のイベントは4月5日まで。