飲食店経営・プロデュースの際コーポレーション(目黒区)は2月23日、青山に新業態のレストランバー「Facel Vega(ファセル・ヴェガ)」(港区南青山2、TEL 03-3479-9242)をオープンした。
キャプテンチェアを並べカジュアルな内装に仕上げた店内では、伝統的なフレンチをベースにした料理を提供。昼はカフェ、夜はレストランバーとして営業する。同社によると、出店でこだわったのは「居心地のいい空間でおいしい料理、楽しい時間を提供するという飲食店の原点」という。店名は、同社・中島武社長憧れの存在という仏高級車メーカー「ファセル」(1960年代に廃業)の車名が由来。
店は青山ベルコモンズなどがある「南青山3丁目」交差点を青山霊園方面に向かう外苑西通り沿いに開いた。店舗面積は1階=約90平方メートル、2階=約104平方メートル、客席数は2フロア計64席。店内にはシャンデリアが灯るラウンジ区画も用意した。
料理は、築地から仕入れる魚介類や季節の野菜など「上質な食材を生かすメニューに仕上げた」(同社)という。ランチメニューは、「トムヤムクンのフォー」(920円)、「キノコのクリームチーズリゾット」(1,000円)、ディナーは「炙りマグロとセリのサラダ仕立て」(1,200円)、「活き車えびと春野菜のソテー」(1,480円)、「霜降り和牛とタケノコの炭火グリル」(2,980円)など。ティータイムにはクロックムッシュ、クロックマダムなどを提供する。
アルコールは、シャンパンをはじめワイン、ビール、カクテル各種をそろえる。シャンパンの価格は、ボトルで「モエ エ シャンドン ブリュット」=8,500円、「ヴーヴクリコ イエローラベル」=10,000円ほか。客単価は、昼=1,000円、夜=5,000円を見込む。営業時間は11時30分~23時30分。