飲食店経営のノビックス(渋谷区広尾5)は3月1日、渋谷に創作串料理を提供するダイニング「串36(くし・みろく)」(渋谷区宇田川町、TEL 03-3770-0855)をオープンした。
場所は、井の頭通り「宇田川交番」近くのビルの地下1階。明るい木目を基調にした店内には、立ち飲み区画、テーブル席、個室(座敷)の3区画を用意し、野菜や魚などを使った創作料理をすべて「串」で提供するのが特徴。アルコールは「ドリンクバー」形式を採用した。店舗面積は約27坪、客席数は座席=40席、スタンディング=20人(収容人数)。
メーンの串料理は、「和串」「洋串」各種をはじめ、薫製(くんせい)や串揚げなど60種類以上がメニューに並ぶ。コースに加え、串は1本から注文できるようにした。和串は「アボガドの中トロ巻き」(380円)、「炙りえんがわたらこのせ」(300円)、「白金豚の角煮と大根」、洋串は「新じゃがフライ チリスイートクリーム」(150円)、「春キャベツのロールキャベツ」(200円)など。「串」のスタイルにはこだわらず、中には皿の上にサラダ風に盛り付けるものも。串揚げは、「もちチーズベーコン」(250円)、「フォアグラ バルサミコソース」(500円)などを提供。
アルコールは、焼酎、梅酒を中心に120種類以上。セルフサービスのドリンクバーは、2時間=2,000円(立ち飲みは1,500円)のコースを用意した。単品価格は、焼酎=550円、梅酒=580円、ワイン(グラス)=550円ほか。客単価は4,000円を想定している。
同店の楠原敦店長は「アルコールのドリンクバーは珍しい。串は1本から提供しているので女性にもいろいろなメニューを楽しんでもらえたら」と話している。営業時間は17時~24時(日曜・祝日は16時~23時)。