イトキン(渋谷区千駄ヶ谷3)は2月24日、青山・骨董通りに米人気ファッションブランド「シンシアローリー」の国内初となる路面店をオープンした。
デザイナーのシンシア・ローリーさんは幼少時代からドレスをデザインし、ファッションデザインを学んでいた学生時代にバイヤーに見出されプロに転向、1994年からニューヨークコレクションでプレタポルテを発表している実力派。日本では2002年からイトキンが国内販売を手がけ、直営店は百貨店をメーンに全国27店舗を展開してきた。
初の旗艦店として骨董通りに開いたのは「シンシアローリー 南青山店」(港区南青山5、TEL 03-6419-8355)。壁面にはシルバーの花柄をあしらい、オリジナルの生地を使った1点物の椅子を置くなど、ブランドの世界観を打ち出す「大人のための可愛らしい空間」に仕上げた。店舗面積は約66平方メートル。
店舗ではコレクションラインを中心に、アパレルやシューズ、バッグ、アクセサリーなどの商品を投入。2006-07春夏シーズンは、ふんわりとガーリーなシルエットのワンピースや、カラフルなプリントをあしらったトップス、春らしいペールトーンのバッグなどがそろった。中心価格は、カットソー=6,000円~19,000円、ドレス=23,000円~49,000円、スカート=11,000円~29,000円ほか。
店頭では同店限定のアイテムとして、シンシア・ローリーさんが執筆した著書も販売する。営業時間は11時~20時。