下着メーカー大手のワコール(本社=京都市)は3月2日、同日リニューアルオープンするシブヤ西武(渋谷区宇田川町)のA館6階に、婦人用下着の高級ライン「WACOAL DIA(ワコールディア)」の売り場を開設する。
ワコールディアは同社の自社ブランドの中でも品質・サービス・価格などが「最上位」に位置する高級下着ライン。「新しい下着文化の創造」をテーマに、これまでに2004年2月に開業した銀座・並木通りの直営1号店と伊勢丹新宿店のコーナー店舗の2店舗を展開。シブヤ西武店は、百貨店へのコーナー出店では2店舗目。渋谷地区への初出店で新たな顧客を囲い込み、ブランド認知・売上の拡大を図るという。
売り場を開設するのは、リニューアルで女性向けの「ライフスタイル館」として生まれ変わるA館6階のインナーウエア売り場。約18平方メートルの売り場を確保し、ブラジャーやショーツなどの下着類をはじめ、キャミソールやナイトドレス、ベルトなどの関連商品を取り扱う。価格帯は、ブラジャー=12,600円~30,240円、ショーツ=ショーツ 4,200円~17,850円、ナイトドレス=82,950円~91,350円ほか。初年度売上目標は3,000万円。
シブヤ西武は、ビューティーや婦人服、紳士服などでこれまでなかった「自主編集売り場」を新設、MDを強化しターゲットの棲み分けを明確化するなどの大規模なリニューアルを行い、同2日に全面リニューアルオープンする。