ソフトバンクモバイル（港区）は2月10日、原宿に国内最大規模、初の24時間営業となる旗艦店「ソフトバンク原宿」（渋谷区神宮前1、TEL 03-6406-0711）をオープンした。場所は原宿駅から徒歩2分の表参道沿い。これまで渋谷、六本木などに旗艦店を構えてきたソフトバンクが本格的な「ショールーム」を開設するのは同店が初。

　店舗面積は、地下1階、1階のフロアを合わせ国内最大の約532平方メートル。地下1階には専用カウンター100台（開店当初は71台）を開設し、専用のスタッフが24時間通して接客を行う。1階は既存の機種や新製品などソフトバンクモバイルの全機種をそろえるショールーム。ガラスのファサードと白を基調にしたシンプルな内装が特徴で、今後は新作の先行展示スペースやプロモーション用のイベントスペースとしても活用していくという。

　オープン日の記念セレモニーに出席した同社の孫正義社長は、「100のカウンターを設置するのは世界でもこの店が初。『最強の』ブランド構築で最もファッショナブルな店を目指す」と意気込みを語った。また当日は、同社が協賛するファッションイベント「東京ガールズコレクション」に出演予定のモデルで女優の山田優さんもゲストとして出席し、「とてもきれいな店で驚いた。（新作のパントーン携帯では）ピンクの携帯がお気に入り」と話した。3月に開催を控えた東京ガールズコレクションの会場では、特設ブースを開設しショーではオリジナルのステージも披露するなど、今後若年層の取り込みを強化する構えだ。

　なお、地下1階カウンターで受けられるサービスは、通常営業時間（10時～21時）＝新規契約、機種変更、故障受け付け、料金の支払いなど（料金支払のみ20時まで）、24時間＝商品説明や付属品の販売、メモリ移行サービス、充電サービスなど。（写真＝「ソフトバンク原宿」オープン日、記念のテープカットを行う、孫正義社長と山田優さん）

SoftBank関連記事（シブヤ経済新聞）