マイクロソフト（渋谷区代々木2）は検索サービス「Live search」（以下Liveサーチ）のプロモーション企画として2月8日、特設サイト「らいぶ寿司」を開設するとともに、同8日と9日の2日間、渋谷で「練り歩き」キャンペーンを行った。

　米マイクロソフトが昨年ベータ版を公開した「Liveサーチ」は、9月に日本を含む世界47市場で正式運用を開始。ウェブや画像、ニュース、ローカルなどの検索結果をスクロールで閲覧できるなど操作性に優れ、商品、論文、ビデオ検索なども可能。地図検索などの新機能も順次公開している。同サービスの導入で、これまでの検索サービス「MSNサーチ」は、「Liveサーチ」に移行した。

　今回日本市場向けに立ち上げた「らいぶ寿司」は、Liveサーチの検索サービスを活用したプロモーションサイト。「らいぶ寿司」の題字は書道家、武田双雲さんに依頼。サイト上には「回転寿司」をモチーフにした仮想のカウンターを用意し、回ってくる皿の上に独自にセレクトした「ネタ」を乗せた。ネタは、マンガや映画、アイドルなどの「懐かし」ものや、未確認生物、珍品料理などの「珍し」もの。ユーザーは皿の上の画像をクリックすると、拡大画面で画像の解説文と関連のキーワード検索結果が閲覧できる仕組み。

　サイト内にはクリック率の高いネタのランキングを表示し、コメント機能も設ける。サイト開始当初のアイテム数は約130点。今後「新ネタ」は毎週30アイテムずつ追加していくという。また、同サイトと連動し渋谷では繁華街を20人以上の「板前」が練り歩くゲリラプロモーションも敢行。背中に「らいぶ寿司」とプリントされた板前着を着たスタッフが同8日・9日の11時～15時、1時間おきに宮益坂上を出発し、渋谷マークシティ前やセンター街、公園通りなどに繰り出した。

　渋谷ではほかに、駅前スクランブル交差点の屋外ビジョンに広告スポットを流すほか、同14日までキャンペーンティッシュを配布する予定。特設サイト「らいぶ寿司」は5月7日までの期間限定。（写真＝9日、モヤイ像近くを練り歩く「板前」の行列）

らいぶ寿司