インポート子供服販売のストンプ・スタンプ(渋谷区恵比寿南2)は3月2日、シブヤ西武(渋谷区宇田川町)に同社直営2号店を出店する。
昨年4月に会社設立した同社は9月、旗艦1号店を六本木ヒルズ内にオープン。「団塊ジュニア」をターゲットに国内外から約200ブランドを買い付け、「ラグジュアリー」「デイリーカジュアル」など大人さながらのファッションを提案。六本木1号店を起点に、今春より多店舗化に乗り出す方針を発表した。
出店するのはいずれも大手百貨店で、シブヤ西武を皮切りに出店ラッシュのスタートを切る。同社2号店は、シブヤ西武のリニューアルに伴い同A館の7階に出店。約30坪の売り場を確保し、常時100以上のブランドを扱う。
新店舗では、春から本格始動する自社ブランドに加えマタニティ・ラインの買い付けも強化。商品は9割以上がインポートなどのセレクト品。同社によると、取り扱いメーカーのうち3割を超える約70ブランドと代理店契約を結ぶことで仕入れ値を抑えているという。
店頭に並ぶのは、「ラコステ」などのスポーツカジュアルや「エトロ」「ルシアン・ペラフィネ」など欧州の高級ブランド、LAの話題ブランドなど。中には、プリントTシャツで知られる人気LAブランド「ジャンクフード」と共同企画したプレミアム商品も。新店舗向けの限定商品も発売する予定。
渋谷への出店について同社営業部の担当者は「渋谷は今後の出店のフックになる場所。全国展開に向け、いい意味での『起爆剤』にしたい」と話している。今春「ストンプ・スタンプ」の出店予定は、港北、神戸、名古屋など全国6店舗(渋谷店を含む)。オンラインショッピングモール「ZOZO TOWN(ゾゾタウン)」への出店も決まっている。(写真=店舗イメージ)