インターネットリサーチを手がけるインタースコープ(目黒区大橋1)とヤフー(港区)は1月24日、ヤフーがインタースコープ発行済株式数の3分の2以上を取得し、子会社化することで基本合意した。
ヤフーは2002年にネットリサーチ大手のインテージ(千代田区)と合弁でインテージ・インタラクティブ(久留米市)を設立しているほか、2005年10月に同大手のインフォプラント(中野区)も子会社化。ネット調査分野で多様化する顧客ニーズに「幅広く対応できる」体制強化と事業拡大を急ぐ。
株式売買契約締結期日、引き渡し期日ともに2月下旬を予定しているが、株式の取得先、取得株式数、取得価額については現時点で未公表。
インタースコープは2000年3月創業で、2006年6月期の売り上げ=10億900万円、経常利益=6,900万円、当期純損失=1億5,100万円。従業員数は67人(昨年末現在)。