ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)恒例のバーゲンイベント「ラフォーレグランバザール」が1月18日に幕開けし、初日にはエントランスから続く長い行列ができた。
夏、冬の年2回行う同館きっての恒例行事。館内の各店では「服袋」販売やタイムセールなどの「目玉」企画でシーズン最後の追い込みに躍起だ。ラフォーレ原宿にとって毎年冬のグランバザールは、元旦から始まる福袋商戦に匹敵する一大イベント。商品の値引きはもちろん、各タイムセールにも「アウター祭」「爆発タイム」など若者客を意識したネーミングを付け「イベント感」を演出するのもセールの特徴。
初日の18日は通常開館時刻より2時間早い朝9時に店を明けた。原宿駅近くの「原宿クエスト」付近まで伸びた長蛇の列は、今年元旦「初売り」の3,000人には及ばなかったが、開店前には2,000人近くにまで達した。参列客には男性の姿も見られたが、コートを着込みホットドリンクなどを手にする女性客の姿が目立った。
初日は「朝イチ服袋」と題し館内の60店舗以上が限定の「服袋」を販売。先着順の服袋は各店とも3個から多くても30個のプレミア商品。会期中は毎日17時にタイムセールを開催。1日目は同じ店で商品を複数まとめて買うと割引が発生する「セット割」企画も実施。2日目(19日)には一点物やサンプル品をまとめて放出する「サンプル大放出」、4日目(21日)にはセールを行う日曜にかけて数字の「1、2、3」をキーワードにした「一・二(イチ・ニ)サンデー」セールも行うという。
公式ホームページではセール中の目玉商品や館内の様子を伝える実況レポートを随時アップし、ネットでの情報発信も連動して行う。セールは5日間。1月22日まで。(写真=初日の18日、ラフォーレ原宿前にできた長蛇の列)