紅茶ブランド「ネスティー」のミルクティー「Tottemo(トッテモ)」のメーンキャラクターとして人気の女の子キャラクター「トッテモちゃん」初の展覧会が1月17日、渋谷「ロゴスギャラリー」(渋谷パルコ・パート1、TEL 03-3496-1287)で始まった。
トッテモちゃんは、黒目のつぶらな瞳にニッコリと笑った表情が特徴の女の子。「旅好き」の性格からを世界のさまざまな都市を訪れるストーリーの主人公でもある。キャラクターが誕生したのは、ネスティーブランドを日本で共同展開するポッカコーポレーションとネスレ日本によって、2002年9月に発売されたミルクティー・シリーズのパッケージに起用されたのがきっかけ。
発売当初、容器にデザインされたトッテモちゃんには名前がなく、口コミやメディアなどで取り上げられるうちに現在の名前が定着したという。デザインを担当したのは、1991年から東京とアムステルダムで制作活動を手がけるクリエーティブユニット「mushroom cafe(マッシュルームカフェ)」。昨年からは同ユニットが制作したオリジナルグッズもネット販売を開始し、ライセンス事業にも乗り出した。
渋谷・ロゴスギャラリーでは「Tottemo Brand New!」と題し、昨年10月に発売したハンドメードのぬいぐるみ「トッテモドーリィ」のデビュー記念展を行う。展示されるのは、ふんわりとしたワッフル地のワンピースに頭巾をかぶった「ワッフルシリーズ」(写真)や小花柄の服を着たもの、プリンセスバージョンなど。ラベンダー、ピーチなど4色の「ベーシックバージョン」シリーズ(各4,200円)は販売も行う。
アーティストとのコラボレーション作品は、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして雑貨制作などに携わるPOPOVER杉山聖子さんが制作したブックカバーやくるみボタンほか2組のアーティストによるもの。会場では過去に発表されたパッケージや展示パネルでトッテモちゃんの歴史を振り返る企画も。
オリジナルグッズは、ステッカーやマグカップなどに加え、ネットでは販売していない50円切手も会場限定で販売する。入場無料。1月29日まで。©mushroom cafe